Apple Watchの心電図アプリケーションを利用すれば、いつでも、どこでも、誰でも心電図（ECG）を記録できるようになり、当クリニックへもご自身のApple Watchを装着して来院される方が多くなりました。
Apple Watchの心電図アプリケーションは、洞調律（正常のリズム）と心房細動（不整脈）に関しては判断してくれますが、脈が速すぎる場合や、遅すぎる場合、あるいは、ノイズが混入する場合などは判定不能と判断することがあります。
そのような場合でも、心電図・不整脈の専門医が目を通せば、診断に役立つ貴重な情報を見つけられる可能性があります。

そこで、「小川聡クリニック　AW-ECGパッケージ」を設立致しました。ご入会いただいた会員の方には、ご自身のApple Watch（Series4以降）を利用して、在宅での心臓管理を支援させて頂きます。
Apple Watchで記録した心電図をLINE WORKSを用いて送信することで、医師がこれを判読し、心電図に関する一般的な定型コメントとして返信いたします。
遠方にお住まいの方でも、都度来院する必要がなくなります。また、心電図送信は無制限で何回でも繰り返しご利用いただけます。

動悸や胸苦しさを感じた時に、Apple Watchを使用して、いつでも心電図を記録でき、専門医に確認できることは、その症状が心臓に原因があるかどうかを判別する強力な補助手段となります。
日々心臓病の専門医に見守られて生活している安心感につながればと思います。

心電図に関して、個別のご相談をご希望の際には、クリニックを受診いただければ、小川聡院長と木村雄弘医師（慶應病院循環器内科講師）が、治療の必要性の有無、治療選択肢などについて、アドバイスさせていただきます。また、継続的な診療が必要な場合にも、大学病院との連携を含めて保険診療で対応し、不整脈の予防及び重篤化防止に努めさせていただきます。

「小川聡クリニック AW-ECG　パッケージ」へのご入会をお待ちしています。詳細につきましては、お電話、もしくはご来院いただきご相談ください。

こんな方に入会をお勧めします

• 日頃から、動悸・息切れ・胸の不快感などで心臓に不安を抱えながら、原因が突き止められずにお困りの方：症状がある時の心電図が記録できない限り、原因が特定できないことが多くあります。不整脈の中には時には、失神や突然死、重篤な脳梗塞をきたす危険なものも含まれます。積極的に心電図を記録し、早期発見をすることが大切です。
• 成人病の危険因子（高血圧、糖尿病、脂質異常、肥満、喫煙、高齢など）のある方：生活習慣病は心房細動を含む危険な不整脈を起こしやすくし、心臓の中に血の塊（血栓）が形成され、脳梗塞を併発しやすくなることが知られていますので、早期発見が必要です。
• 遠隔地にお住まいの方、リモートワーク中で医療機関にかかりづらい方：いつでも、どこからでもApple Watchで心電図を記録し送信することで、医師のコメントを得ることができます。