小川聡クリニック院長 小川 聡
平成28年3月に三田病院を退職するにあたり、慶應病院、三田病院時代からの多くの患者様に、これからも寄り添って診療を続けたい、という想いから平成28年5月に当クリニックを開設しました。開院1年半が経過した現在、このホームページをご覧になった方や、通院中の患者様のご紹介などもあり、お陰様で初診の患者様にも多数受診いただいております。最近では、海外からお見えいただく患者様も増えてきております。
当クリニックは予約制で、1時間に3人までとしておりますので、お待たせせず、落ち着いた環境でゆっくりとお話を伺え、苦痛を伴わない最少限の検査から正しい診断に至り、最適な治療を提供させていただいております。優秀なスタッフが、患者様の緊張を和らげ、おもてなしの気持ちでお迎えしておりますので、安心してご来院ください。専門の不整脈・心臓病以外の病気についてもご相談に乗り、必要なときには最適な病院あるいは医師を責任を持ってご紹介致します。
平成29年10月 小川 聡
Satoshi Ogawa
心臓病診療のトップリーダーとしての豊富な臨床経験をいかし、心臓病で苦しむ患者様へ安心・安全な医療を提供してきました。循環器•心臓病学を統括する日本最大の医学会の日本循環器学会、日本心臓病学会の理事長として、2万人を超す循環器専門医の頂点で、長きに亘り我が国の心臓病診療の発展に貢献してきました。中でも突然死の原因となる不整脈の領域では、多くの診療ガイドライン策定や新薬の開発に関わってきました。さらには、日本循環器学会の冠動脈血行再建術協議会議長として、カテーテルによる冠動脈形成術と冠動脈バイパス術の選択に関する基準策定の取りまとめ役も務めました。これらの功績に対して、平成24年9月に日本心臓病学会栄誉賞を授与されました。
昭和45年 | 慶應義塾大学医学部卒業 |
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昭和50年 ~53年 |
The Lankenau Hospital心臓電気生理学•不整脈研究員 (Jefferson医科大学附属、Pennsylvania州Philadelphia) |
平成4年 | 慶應義塾大学医学部教授(呼吸循環器内科) |
平成11年 | 慶應義塾大学病院副院長 |
平成21年 | 慶應義塾大学名誉教授 |
平成21年 | 国際医療福祉大学三田病院病院長/心臓•血管センター長 |
平成28年 | 国際医療福祉大学三田病院名誉院長 小川聡クリニック院長 |
平成12~15年 | 日本心電学会理事長 |
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平成13~16年 | 日本心臓病学会理事長 |
平成20~22年 | 日本循環器学会理事長 |
小川院長が慶應在籍中に、大学院生として不整脈の研究、特に、新しい不整脈治療手段の開発研究に従事。現在は、慶應義塾大学病院にて、心房細動のカテーテル焼灼術専門医として勤務。
医学情報収集用の携帯電話アプリケーションの開発や、脈拍や運動量などのヘルスケアデータを診療に有効利用するための仕組みを導入するなど、最新のICT(Information Communication Technology)と医療を融合して、充実した診療環境の構築を試みてきました。Apple Watchで計測した脈拍数や、携帯心電計で測定した心電図など、デジタルヘルス機器で収集した情報をクリニックで共有することで、不整脈・心臓病の早期診断に役立て、患者様のライフラインを見守る診療を目指しています。
外来名:心臓ヘルスケア外来
担当日:金曜日午前(第一金曜を除く)予約制
平成15年 | 慶應義塾大学医学部卒業 |
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平成23年 | 慶應義塾大学大学院博士課程 医学研究科卒業 |
平成23年 | 慶應義塾大学医学部循環器内科 |
平成26年 | 慶應義塾大学医学部・不整脈先端治療学寄附講座 特任助教 |
平成30年 | 慶應義塾大学医学部・不整脈先端治療学寄附講座 特任講師 |