小川聡クリニック

セコンドオピニオン Second Opinion

心臓病に関する
セコンドオピニオン

人間ドックは、様々な疾患の早期発見と予防のために、今や欠く事のできない手段になっています。中でも、心臓病に伴う突然死の予防と対策は社会的課題で、そのため、多くの最先端検査機器がドックにも導入され成果を上げております。

しかし一方では、健康に社会生活を送っている方々にとっては、ドックでの検査結果の異常値がどういう意義を持つのか、あるいは、すぐに医療機関を受診して治療を受けるべきものなのか、が明確でない事が多々あります。

最も簡単な心電図でも、最近では、コンピュータ自動診断結果が、そのまま報告書に記入される機会が増え、受診者はその診断名を見て不必要な不安をかき立てられる事もあります。

心エコー検査にしても、僅かな弁の逆流が検出可能となり、意味のない「弁膜症」が診断されるようになっています。

心臓CTでは、従来、心臓カテーテル検査でしか診断できなかった冠動脈硬化症が簡便に診断できるようになりましたが、すでに狭心症を持つ方での精密検査とは意味が異なり、治療が必要な程度なのか、治療が必要としてもどういう治療法が適しているのか、どの先生に治療をお願いしたら良いのか、等の判断が必要です。

小川聡クリニックでは、長年にわたる臨床経験から、それらに的確にお答えします。

人間ドックの結果に関する相談例

心電図で異常所見がある、不整脈があると言われたケース

心電図の異常所見、あるいは医師の診察時や心電図記録中に偶然見つかった不整脈については、放っておいて良いものから、迫り来る生命の危機の前兆になるものまで千差万別です。治療法も全く異なり、まさに専門性の高い判断を求められます。院長のライフワークの領域です。

心房細動を指摘されたケース

心房細動も不整脈の一つですが、心房の中に血栓が出来、それが心臓から拍出されると血管に詰まって塞栓症を生じます。最も重篤なのは脳の血管 に詰まる脳塞栓症(心原性脳梗塞)です。人によってその危険度が様々で、危険がある方は抗血栓薬服用が必須です。心房細動自体の治療も、抗不整脈薬で治るのか、治るとしたらどの薬を使うのか、最近治療成績の向上しているカテーテルアブレーション治療(焼灼術)をやった方が良いのか、そうした判断では院長の右に出る医師はいないでしょう。

弁膜症が見つかったケース

ドックで心雑音を指摘された、心エコー検査で弁の逆流を指摘されたという場合でも、すぐ手術と言う訳ではありません。検査機器の性能が上がった為に、「病気とは言えない弁膜症」が増えています。その見極めだけでなく、仮に病気と考えた方が良い場合の治療方針の判断が必要です。手術が必要な場合には最も信頼できる心臓外科医をご紹介します。

頸動脈に狭窄を指摘されたケース

狭窄の程度によっては、直ぐに手術や血管内ステント治療をしないと、重症の脳梗塞を起こす危険があります。原因となる高脂血症、糖尿病、高血圧、喫煙等の管理を厳重に行いながらの定期チェックで良い場合もあります。

胸部CT検査で冠動脈の石灰化を指摘されたケース

冠動脈の石灰化は動脈硬化の徴候です。その結果、血管の狭窄が生じると狭心症や心筋梗塞という致命的疾患につながる可能性があります。精密検査が必要ですので、冠動脈CTなどの精密検査が必要です。

その際、症状や心電図の所見等から緊急性があると判断されれれば、心臓カテーテル検査で冠動脈造影を施行した方が良い場合もあります。冠動脈造影検査で高度の狭窄が認められれば、次は治療法の選択です。カテーテルによる冠動脈形成術(ステント挿入による冠動脈拡張術)で治せるのか、バイパス手術を施行すべきなのか、これらの一連の判断をさせて頂きます。日本循環器学会の冠動脈血行再建術協議会議長として、冠動脈形成術とバイパス術の選択ガイドラインを取りまとめた経験が活かされます。

その他の成人病危険因子陽性のケース

肥満、高脂血症、糖尿病、高血圧、蛋白尿等は動脈硬化を進行させる危険因子です。放置すると、将来の脳梗塞、心筋梗塞、心不全、心房細動、腎不全等につながります。これらの適切な管理としての生活指導、食事指導、薬物療法等をアドバイスします。

  • その他、全般的なドックの結果についての相談にも乗ります。
  • 他の医療機関での診断、治療方針についてのご相談
  • セコンドオピニオンの結果、経過観察や治療をご希望の方は、引き続きクリニックで保険診療で対応させて頂きます。
  • 精密検査や入院治療が必要な際には、最善の専門医、病院をご紹介します。